本日のお昼休みには「講話集会」が行われました。校長先生からは、冷たい雨の中での運動会を、児童一人ひとりが力を合わせて成功へ導いたことへの称賛とともに、「次の目標をもつことの大切さ」についてお話がありました。目標をもつことは、自分を成長させるために欠かせないものです。頑張ってみたいことを見つけ、そのためにどのように取り組むかを考え、継続することで大きな力が身につくことを子供たちに伝えました。
また、11月は埼玉県の「いじめ撲滅強調月間」です。日頃から優しい言葉づかいを心がけ、相手の気持ちを考えて行動すること、そして、友達のよいところを認め合うことで、みんなが安心して過ごせる御狩場小学校を一緒に創っていこうというお話もしました。
続いて、今月の生活目標「進んで本を読もう」について、図書主任の髙橋先生よりお話がありました。「読書の秋」は、中国の文学者・韓愈の詩「燈火親しむべし(とうかしたしむべし)」に由来し、秋は涼しく夜が長いため、読書に最も適した季節であるという意味があります。読書には、①集中力が高まる、②語彙力が増す、③記憶力がつ
く、④ストレス解消にもつながるといった多くの良さがあることを伝えました。
本校では通常、図書の貸出は2冊までですが、11月は特別に3冊まで借りることができます。この機会にぜひ多くの本に触れ、読書の楽しさを感じてほしいと思います。
「今日の出来事」の記事一覧
秋も深まり、朝夕の空気に季節の移り変わりを感じるようになりました。今日は、1・2年生が5月にそれぞれの学年園に植えたさつま芋の収穫を行いました。
土の中から顔をのぞかせたさつま芋を見つけると、「あった!」「こっちにもある!」と歓声が上がり、力いっぱいつるを引っ張っては、大小さまざまなお芋を掘り出していました。土の感触や収穫の喜びを全身で感じることができ、とても貴重な体験になったようです。
掘り上げたさつま芋は、しばらく乾かしてからそれぞれお家に持ち帰ります。ご家庭でも、子供たちが自分の手で収穫したお芋を使って、ぜひお料理などをお楽しみください。また、収穫後に残ったつるは1年生がリース作りに活用します。今日はリースの枠の作り方もかいのき学級担任の田中先生が教えてくれて、子供たちはつるを輪の形にしたり、巻き付けたりするのに苦戦しておりましたが、それらしい形に作ることができました。これからは、季節の素材等を使って飾り付けをします。どんな作品ができあがるのか楽しみです。
春から大切に育ててきたさつま芋を自分の手で収穫することで、食べ物の大切さや育てる喜びを改めて感じることができます。ご家庭でも、子供たちの今日の頑張りや学びについて、ぜひお話を聞いていただければと思います。
本日、本校には狭山特別支援学校から近藤郁乃先生をお招きし、「センター的機能」を活用した支援を受けました。
「センター的機能」とは、特別支援学校が地域の中核として、特別支援教育を推進するために行う取組のことです。具体的には、教員への助言や研修、児童生徒や保護者への相談対応、教材や教具の貸し出し、教育に関する情報提供など、専門的な知識や経験を生かした支援を学校に行っていただけるものです。
本校では、年に7回程度の「センター的機能」を活用しており、主にかいのき学級での学習活動を中心にご指導をいただいています。今日は、子供たちが育ててきたさつま芋を収穫し、計量器を使って重さを量る活動を通して「重さの感覚」を体験的に学びました。また、収穫したとうもろこしを加熱してポップコーンを作るなど、五感を使った楽しい学習も行いました。今回の活動の様子を見ながら、近藤先生からは、特別支援学校での実践例や子供たちがより意欲的に学べるための工夫、支援の視点などについて子供一人ひとりに合わせた支援の在り方について、多くの助言をいただきました。こうしたご指導を今後の学習活動に生かし、子供一人ひとりが自分の力を伸ばしていけるよう教育の質の向上に努めていければと考えています。近藤先生、ご多用の中、本校の教育活動にご協力いただき、ありがとうございました。引き続き、ご指導のほど、お願いいたします。
先週の運動会では、子供たちが力を合わせ、最後まで一生懸命に取り組む姿が見られました。達成感とともに充実した表情を見せていた4年生。そんな運動会が終わった今日も次の大きな行事「市内音楽会」に向けての練習を行っています。
4年1組・2組は、2学期当初より合同で音楽の授業を行い、心を合わせて歌声を響かせてきました。運動会でも披露した「運動会の歌」では、元気いっぱいの歌声が校舎内外に広がり、聴く人すべてに活力を与えてくれました。今日も市内音楽会で発表するリコーダー合奏曲「やさしさに包まれたなら(映画『魔女の宅急便』より)」や、合唱曲「永遠のキャンバス」練習を重ねています。教室や廊下には、美しいハーモニーとリコーダーのやわらかな音色が響き渡り、音楽への意欲が一層高まっている様子が感じられます。
市内音楽会は、11月12日(水)に狭山市市民会館で開催されます。4年生の子供たちは、心を一つにして練習に励んでいます。これまでの努力の成果を、ぜひ会場でお聴きいただき、温かい拍手をお送りください。子供たちの成長とともに、音楽の楽しさ、仲間と創り上げる喜びを感じていただければ幸いです。
今日は、雨天の寒い中ではありましたが、運動会を実施しました。今年のスローガン「運動会 一致団結全力パワー」の言葉どおり、雨にも負けず、冷たい風にも負けず、子供たち一人ひとりが仲間と力を合わせ、最後まで全力を出し切る姿が見られた素晴らしい一日となりました。
徒競走では、どの学年の子供たちもゴールを目指して懸命に走り抜け、仲間の声援を力に変える姿が印象的でした。低学年の「大玉転がし」では、息を合わせて一生懸命に大玉を転がし過ぎて、コーンを大きく超えるかわいらしい姿が会場を和ませました。中学年の「台風の目」では、軸にいる児童を中心となり最低限の小回りを意識したチームワークで駆け回る姿を見せてくれました。そして高学年の「チェッコリー玉入れ」では、玉を投げ入れるテンポの良さと踊りの新鮮さで会場を大いに盛り上げてくれました。
また、表現の演技ではどの学年も練習の成果を存分に発揮しました。低学年のリズムダンスでは、元気いっぱいの笑顔と揃った動きで観る人を楽しませました。中学年のロックソーランは、かっこいい動きと掛け声で会場を引き込み、成長を感じさせてくれました。高学年は、フラッグや組体操、エイサーなど、それぞれが誇りをもって挑戦し、まさに学校のリーダーとしての姿を見せてくれました。どの学年も「みんなで心を一つにする」という目標を意識しながら練習に励んできた成果が、演技や表情の一つひとつに現れていました。
代表リレーでは、選手たちがチームの思いを背負い、最後まで諦めずにバトンをつなぎました。応援席では、応援団を中心に全校児童が声を合わせ、勝利を信じて仲間を応援する姿が見られました。その声援は、選手だけでなく見守る私たちの心にも大きな感動を与えてくれました。
また、競技や演技だけでなく、運動会の運営を支えた高学年児童の係活動も大変立派でした。準備や後片付け、用具の運搬、放送や得点係など、それぞれが自分の役割について責任を果たし、全校のために働く姿勢が運動会の成功を陰で支えていました。
子供たちは、この運動会を通して、仲間と協力する喜びや最後までやり抜く大切さを実感したことと思います。
本日は、たくさんの保護者・地域の皆様にご来校いただき、子供たちへの温かい拍手、声援を本当にありがとうございました。プログラム進行上、冷雨により子供たちに暖をとらせる場面もございましたが、皆様方のご協力により子供たちの輝く大舞台となりました。感謝申し上げます。また、保護者の皆様、地域の皆様、そして、中学生の皆さんにも、片付けにご協力をいただき、本当にありがとうございました。